忍者ブログ
山形発!長編ドキュメンタリー映画『湯の里ひじおり-学校のある最後の1年』は、山形県大蔵村肘折温泉の1年を記録しました。故郷、地域に暮らすことの愛おしさが伝わってきます。心が癒され、元気がでてくる映画です!!
[9]  [8]  [7]  [6]  [5]  [3]  [2]  [1
2024/04/20 (Sat)
×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。

2009/02/21 (Sat)

肘折小中学校には「トランペット鼓隊」が昔からありました。学校での行事を地域の人々にアナウンスするときや、文化祭、秋のナメコ祭りといった地域の行事で、トランペット鼓隊は演奏してきました。卒業生は、何かしら楽器を演奏してきた経験があるわけです。

image0017.jpg

3月21日には、肘折小中学校の卒業生が一同に会して、閉校式という式典を取り行います。青年団が集まって結成したブラスバンドの練習が、九月から続いています。子どもの数が減少して使われなくなっていた楽器を手に、母校の最後を、自分たちの演奏で締めくくりたいという気持ちから始まりました。かつて自分が演奏してきた楽器への愛着、自分の母校への思い、地域の人々への思い、様々な思いが交錯しながら、練習は続けられています。

image0020.jpg  

2月9日に行われたブラスバンドの練習に、寒い体育館のなかで、凍えながらも、青年団の若者達が、集まってきました。3月21日の閉校式に向けて、旅館のゑびす屋の主人柿崎泉さんは、ジャズのサックス奏者。泉さんの指導のもと、練習は夜の七時から九時まで行われまいした。トランペット、シンバル、トロンボーン、スネア太鼓、ベルリアの音が鳴り響いています。

image0019.jpg

彼ら、彼女らの表情を見つめながら、学校が閉校するという、大きな時代のうねりの中を、地域の人々がそれぞれオールを持って漕ぎ続けていく、そんなイメージを浮かんできました。若者が奏でる音楽が、地域の人々の心に響き続けてほしいと切に思います。

監督 渡辺

PR
この記事にコメントする
お名前
タイトル
文字色
メールアドレス
URL
コメント
パスワード   Vodafone絵文字 i-mode絵文字 Ezweb絵文字
measurements changes announced simulation signed
economists burning oscillation mid beta
gherardoan URL 2010/02/17(Wed)09:37:04 編集
この記事へのトラックバック
この記事にトラックバックする:
カレンダー
03 2024/04 05
S M T W T F S
1 2 3 4 5 6
7 8 9 10 11 12 13
14 15 16 17 18 19 20
21 22 23 24 25 26 27
28 29 30
上映日程
芸術と食欲と温泉の秋。つくば上映は2010年11月21日(日)筑波学院大学にて!
プロフィール
HN:
肘折の映画を支援する会
性別:
非公開
バーコード
ブログ内検索
アクセス解析
お天気情報
カウンター
忍者ブログ [PR]